夏休みの宿題の定番、読書感想文がネットで売買!

「読書感想文」 ネットで売買、“息子が書いた”作文も TBS NEWS http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3138299.html

 

 

夏休みの宿題である読書感想文が、今はネットで売買されるようになったそうです。
こういう宿題代行サービスは2年前から出始めたそうです。
需要があるから供給もある。なのでこういう業者そのものを即、否定することもできません。

 

 

しかし、それよりも私が疑問だなと思ったのはそうではありません。

 

 

読書感想文は何の目的のために書く必要があるのか?

 

そもそもですよ、読書感想文ってなんの目的があって書くのでしょう?
「宿題なんだから出しなさい」というだけでは子供には通じません。
通じてないから「ネットで売買」が横行するのでしょう。

なぜ読書をするだけじゃなく、なぜわざわざ文章にまとめる必要があるのか?
考えを整理して作文を書くことは、自分にとってどんな能力が身につくのか?

作文をやるべき理由を理解していなければ、当然ながら
やろうとは思えないですよね。

 

 

例えば・・・こんな風に理由を説明したとすればどうでしょう。

 

 

自分の考えを整理することは思考整理力が身につきます。
ただ本を読むだけではなく、自分なりの考えを顕在化することは
自分は何に興味を持ったり、感動したりするのか、自己表現力、つまり伝える力を
強化することにつながります。伝える力というのは、単に勉強をするためだけのものではなく
友達と仲良くなったり、社会に出て働く時にも、これからずっと大切になっていく力です。
だから、今のうちに読書感想文を通して「伝える力」を鍛える必要があるんですよ。

 

今ここに列挙したのはほんの一例に過ぎませんけれど、
読書感想文が子供にとってどれほど「大切」なのか、しっかりを伝えれば
もっと自発的に興味を持って取り組むようになるでしょうし
宿題をネット売買などという宿題外注が減るのではないでしょうか。

 

こういう教育姿勢が当たり前になっていくと
将来、子供はどういう風な思考をするでしょうか。

 

  • 上の人にやりなさいと言われたから(嫌々だけど)やる。
  • 皆がやっているから(気乗りしないけど)やる。
  • 流行っているから(とりあえず)買う。
  • 周りの人が結婚し始めたから(乗り遅れないために)自分も婚活する。

 

深く背景を考える思考する時間を持たないまま
周りの「空気」になんとなくのみこまれてしまう。
そしてそのことに対して疑問だとも思わない。

 

従順で扱いやすい人間の出来上がりです。
国家にとって、これほど扱いやすい人材はないでしょう。

 

そうならないために、どうすればいい?
どんな対策ができるでしょうか。

 

 

出来事、情報を鵜呑みにするのではなく疑問力を持つ。

 

 

あれ?これってなぜだろう?
自分の中にふっと浮かんだ疑問を掘り下げる力を持つことが大切です。

 

 

頭に浮かんだ疑問を丁寧に紐解いて、複数の視点から考えるなどしていくこと。
そして何より、自分の心の中に芽生えたわずかな違和感、直感を無視しないで
大事なサインとして受け取る、ということで「疑問力」を育てていくことに繋がります。
そして、疑問力こそがチャンスにつながっていくために引き寄せ力でもあるのです。